お世話になります。
営業の清枝です。
先日広島県にて大変珍しい銅鐘を拝見しました。
963年に作製されたものです。
そこには、羽衣は上に、身体は横をむいた天人さんが。

ご住職から伺うと、
この頃までの天人さんの一般的な図柄は、天から座禅の形で降りてくる【降臨タイプ】だったそうです。
そしてこちらの銅鐘が作製された頃から、横へ翔ぶ【飛翔タイプ】へと移り変わっていったとのことです。
銅鐘の天人さんはその転換期にあたり、羽衣は降臨・身体は飛翔となっています。
大変勉強になりました。有り難うございます。
飛翔タイプを拝見する機会が多いですが、降臨タイプの天人さんにも出遇ってみたいです。