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お知らせ

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2019.04.25

未分類(和光舎ブログ)

飛翔タイプ天人の初期

お世話になります。

営業の清枝です。

先日広島県にて大変珍しい銅鐘を拝見しました。

963年に作製されたものです。

そこには、羽衣は上に、身体は横をむいた天人さんが。



ご住職から伺うと、

この頃までの天人さんの一般的な図柄は、天から座禅の形で降りてくる【降臨タイプ】だったそうです。

そしてこちらの銅鐘が作製された頃から、横へ翔ぶ【飛翔タイプ】へと移り変わっていったとのことです。

銅鐘の天人さんはその転換期にあたり、羽衣は降臨・身体は飛翔となっています。

大変勉強になりました。有り難うございます。

飛翔タイプを拝見する機会が多いですが、降臨タイプの天人さんにも出遇ってみたいです。

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