100年、150年前に作られた古い刺繍を中心に修理修復作業をしております。
京都刺繍修復工房は京都市伏見区にある、全国でも珍しい刺繍専門の修復工房です。
京都刺繍修復工房の仕事は、国宝でも重文でもありませんが、普通に家庭やお寺に受け継がれた古い刺繍の修理と修復を行っています。工房には、年間約140枚の修復依頼があり、100年、150年前に作られた古い刺繍を中心に修理修復作業をしております。中には200年、300年以上も前に作られた貴重な逸品もあります。京都刺繍修復工房では、この100年、150年前の職人達が腕と技を競って、一針一針縫いあげた刺繍が甦る感動を伝え、技術後継者を育て後世に技と伝統を引き継いでいきたいと考えております。
京都では古くから、着物に関する事全般を請け負う業者があり、その仕事を悉皆業と呼びます。生地の染めや仕立て、染み抜きや洗い張りなど、各職人の分業制になっています。これら各専門職を束ね、顧客の要望に合った商品を完成までプロデュースする事が悉皆業の仕事です。
私たち和光舎は、「お寺の悉皆役」としてお寺様の活性化に協力し、社会に貢献していく企業を目指します。
お寺のご住職方が着用される法衣・袈裟や 打敷といった特殊な寺院用具を専門に、クリーニング補修をする仕事を指します。
法衣などは絹の生地で仕立てられている物が多く、金糸が織り込まれている物もあるため普通にお洗濯ができません。補修も伴い、また、たたみ方も宗派により違うため、専門的な知識・技術が必要です。
法衣クリーニングの需要が増えている現在、先駆者として、業界のトップとして更に成長・進化できるようひとつひとつの業務に取り組んでいま す。
当時寺院を中心に保険外交をしていた代表取締役がクリーニングや修理の悩みをきくようになり、業者探しのお手伝いを行ったことがきっかけで始まった法衣のクリーニング。現在は年間約12,000件のお寺様のお仕事をさせて頂いております。
技術の高いスタッフが丁寧に修繕をおこなっております。
「こんなに綺麗に仕上がると思っていなかった!」と喜び声をいただくこともあります。
専用のミシンを使える技術者が減っているなか、当社では、技術の共有・継承を行い、お客様満足度を上げられるよう努めています。
和光舎では、法衣のクリーニング、修繕を通して、お伺いするお寺様のお悩み事や、お困り事をお伺いしております。
今、何が必要とされているのか、私たちにお手伝いできることがないかいつも考えお役に立ちたいと思っております。どんなことでも、ぜひお気軽にお声掛けください。
京都刺繍修復工房では伝統ある刺繍文化を、見て、触れていただくことができます。工房では毎日8名の職人達が修復に取り組んでおります。
100年・150年前の職人達が腕と技を競って、一針一針縫いあげた刺繍が再び、京都刺繍修復工房で甦ります。日本の伝統に興味のある方、刺繍に興味のある方、 何もおもてなしは出来ませんが無料です。お気軽にお問い合わせください。
※事前に必ずご連絡をいただきますようお願いいたします。
日本の刺繍文化を身近に接していただく為、ご要望があれば刺繍教室も開催いたします。
また、後継者の育成にも取り組んでおります。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
お電話でのお問い合わせ
TEL:
0120-45-4435
TEL:
075-612-6411
FAX:075-612-5760
〒612-8081
京都市伏見区新町3丁目487
和光舎本社
京都刺繍修復工房 三条工房