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お知らせ

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2018.02.15

未分類(刺繍職人日記)

【絽の生地に彩花】

大正十年に寄進された夏物の打敷をお預かりしました。
97年前のものですが、刺繍はしっかり残っています。

夏物は絽目に沿って刺繍されていることが多いのですが、
こちらの打敷は絽目にはこだわらず、しかし夏物の涼しげな風合いを出すために
若干隙間を空けて刺繍されています。

可憐なデザインです。







大きな花や葉は載せ替え、細い茎や小さな花弁は載せ替えはせずに新しく刺し直しております。
新しく刺繍した部分はもとの涼しげな風合いを残すため、
厚ぼったくならないように気をつけました。
古い刺繍を載せ替えた部分、新調した部分が馴染むような色を選びました。



お客様はもちろんのこと、大昔の職人さんにも恥ずかしくない仕事をしたいです。
これからも末長くご使用いただけますよう、技術を磨いてまいります。

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