2017.11.15
未分類(刺繍職人日記)
【牡丹唐草の打敷】
今年の冬はやたら暖かいな、と感じる今日このごろ。
皆さま如何お過ごしでしょうか?
去年の今頃はもう体のあちこちに貼るカイロを装備し、首に襟巻き、あったかパーカーを羽織り、
もこもこ靴下に膝掛け、更にはチンする湯たんぽをお腹に抱えながら(工房いち寒がりのわたくし)
仕事をしていたと思うのですが。
この週末の日曜日あたりから、二段構えで寒気がやってくるとか。今から怯えています。
お風邪など召されませんよう、どうぞお気をつけてお過ごしください。
今回は仕上がったばかりの牡丹唐草の打敷をご紹介します。

作業中の様子

before

after

部分補整
三点セットでお預かりし、地色を揃えて欲しいとのご依頼でした。
ちょうど一カ月前の二羽鳳凰の打敷と合わせ、とても大変な作業ながら、美しく仕上がったと思います。
蓮の花にあったロウ染み汚れも綺麗になり、
金糸の綴じ糸は殆どが辛うじて保っているくらいの弱りようでしたので、全体にくまなく手を入れ、
しっかりと補強しました。生地の向きも斜めどりに変更されています。
また今後も長く大事にお使い頂けますように。ひと針ひと針に心を込めて。
皆さま如何お過ごしでしょうか?
去年の今頃はもう体のあちこちに貼るカイロを装備し、首に襟巻き、あったかパーカーを羽織り、
もこもこ靴下に膝掛け、更にはチンする湯たんぽをお腹に抱えながら(工房いち寒がりのわたくし)
仕事をしていたと思うのですが。
この週末の日曜日あたりから、二段構えで寒気がやってくるとか。今から怯えています。
お風邪など召されませんよう、どうぞお気をつけてお過ごしください。
今回は仕上がったばかりの牡丹唐草の打敷をご紹介します。

作業中の様子

before

after

部分補整
三点セットでお預かりし、地色を揃えて欲しいとのご依頼でした。
ちょうど一カ月前の二羽鳳凰の打敷と合わせ、とても大変な作業ながら、美しく仕上がったと思います。
蓮の花にあったロウ染み汚れも綺麗になり、
金糸の綴じ糸は殆どが辛うじて保っているくらいの弱りようでしたので、全体にくまなく手を入れ、
しっかりと補強しました。生地の向きも斜めどりに変更されています。
また今後も長く大事にお使い頂けますように。ひと針ひと針に心を込めて。