2016.08.23 未分類(刺繍職人日記) 七条袈裟 大変立派な七条袈裟を修復させていただきました。こういった刺繍が施されているお袈裟を目にする機会は少なくまた刺繍自体もとても凝られており、見応えあるお袈裟でした。赤地の羅紗生地から紺地の繻子へと変更され、さらに金の雲を新たに刺し足すことで印象もガラリと変わりました。生地の折り目を避けて刺繍を施すことにより今後の刺繍の傷みを軽減することが出来ます。また新たな年月、より長く使っていただけたならばと思います。