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2016.02.09

未分類(刺繍職人日記)

迦陵頻伽の打敷/蓮花弁の水引

迦陵頻伽の打敷。

【載せ替え前】
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【載せ替え後】
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孔雀の羽根をもつ、迦陵頻伽です。金糸もきれいで、糸もしっかり残っています。
ところどころ色褪せがありますが、全体的にしっかりと残っていましたので、補強するように載せ替えました。


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蓮花弁の水引。
【載せ替え前】
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【載せ替え後】
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蓮の花弁が散らされた水引です。
もとの生地は劣化や風化していて、汚れや色褪せなどもありとても傷んでいましたが、刺繍はきれいなまま綻びもなく残っていました。
絹糸の刺繍の丈夫さに驚きます。配置はそのまま、新しい生地は少し大きくなりました。

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