当社の仕事の中で、他社との違いが一番はっきりしていて、納品時の顧客の反応が良いのがこの載せ替え技術です。
大体のお寺様が「ここまで綺麗になるとは思 ってなかった。」と驚いて頂けます。
昔の刺繍職人の思い、その当時のお寺を守っていた方々の思いを現代に紡ぐ価値ある仕事です。
お寺のご住職方が法要時などに着用 する独特な形の着物。宗派によって形が違ったり、紋の模様が入ってい たりと各々特徴があります。また、お寺やご住職の位によって、着用できる法衣の色が変わります。
法衣の上に着用する装束。一枚の布 を幾枚かの布片に切断し、さらにこれを縫い合わせて装束にします。当社ではクリーニングの際にしっかりと 職人の目で検品、破れや穴あきなどを見逃さず、丁寧に修繕しております。
仏壇や寺院の本堂にある机(卓)に掛ける敷物。元々はお釈迦様の座る高座の上に敷かれていたもの。
古くなるとしまわれていたそうですが、ありがたいものですから、修繕して長く使いたいというお客様のご要望にお応えするために打敷の修繕も承るようになりました。
台地が傷んで使用することができなくなった打敷等 (昔の職人が刺繍したもの)を、刺繍の使える部分を新しい台地に移し替えて残し、新たな刺繍部分を刺し足して修復していく作業です。 預かる商品は 100年~200 年前の物が多く、代々お寺の宝として受け継がれてきたが、あまりにも傷みが激しくなり、蔵にしまったまま使われなくなった物などがあります。
当社の技術ある職人が一針一針丁寧に、刺していきます。大変時間がかかる作業ですので、仕上がったときにはお寺様に大変喜んでいただけます。
お客様に喜んでいただく、その瞬間のために、職人はたゆまぬ努力を続けております。
100年前、150年前の刺繍を甦らせて再び50年、100年と使用できるよう修理します。
修復前
修復中
修復前
修復中
150年前の三巾の大きな打敷です。傷みが激しく、刺繍補整と新しい生地に載せ替えて仕立てました。
修復前
修復中
修復前
修復中
150年前の三巾の大きな打敷です。傷みが激しく、刺繍補整と新しい生地に載せ替えて仕立てました。
修復前
修復中
150年前の三巾の大きな打敷です。傷みが激しく、刺繍補整と新しい生地に載せ替えて仕立てました。
修復前
修復中
150年前の三巾の大きな打敷です。傷みが激しく、刺繍補整と新しい生地に載せ替えて仕立てました。
※刺繍の修理修復に関しましては、刺繍の状態、生地の傷みの状態など一つとして同じものがございません。お預かりした商品は、一点一点、補整の方法と費用について見積書を送らせて頂きます。
※上記の刺繍の費用は例であり、価格についてはご相談ください。
和光舎本社
京都刺繍修復工房 三条工房