2013.06.15 未分類(刺繍職人日記) 花籠 大変丁寧な刺繍ですが、生地たるみもあり、刺繍が傷んできていました。〈修復前〉出来るだけ当時の糸をそのまま残し、傷みの目立つところは刺し足したり、刺し直していきました。梅・藤栗・笹菊牡丹桜・紅葉柿一枚の打敷にこれだけたくさんの図柄が刺繍されているのをはじめて見ました。籠は本当に編んでいるように見えます。当時の職人さんの刺繍技術の高さを感じました。