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お知らせ

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2009.06.24

日記(和光舎ブログ)

本格的に梅雨時期に突入!

してまいりましたね?
こちら京都では毎日の様に突然の豪雨(ゲリラ豪雨)にさらされており、傘
を持ってきていなかった方、自転車の方などが水びたしになられております。
 湿度も温度も上がってきており、この時期はタンスにしまっておられる
法衣や着物類のカビが心配!
 カビは温度が20℃~30℃、湿度が80%以上で栄養分のある場所に発生します。
栄養分には汗の脂肪分やたんぱく質、炭水化物などがあり、一度カビが発生すると
繊維の奥に入り込み、生地自体を痛めて使えなく事が多々あります。
 逆に言えば3つの条件(温度・湿度・栄養分)のうち一つを無くせばカビは発生
しにくくなります。
衣替えでそのまましまってしまうのではなく、洗いで汚れを落としてカビが発生しにく
い条件を作ってあげる事が大事です。
 大切なお衣が着用出来なくなってしまう前に一度ご相談下さい。
 最後に、正絹のお衣は水に濡れるとシミになってしまいますので、この時期は特に
注意して下さい。

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