2017.12.16
未分類(刺繍職人日記)
【師走】
気がつけば、京都でも雪がほんのりと積もってしまう程
寒さは厳しく慌ただしい師走となりました。
当工房も今年の締めくくりと、来年への意気込みとで
心なしかバタバタとしているような気が致します。
穏やかに年を越せるよう一日一日、心引き締め過ごしたいと感じます。
年内に納めさせていただく打敷が完成致しました。
「散雲に三羽鶴」です。




大変大きく、全面にしっかりと刺繍されたとても立派な打敷でした。
鶴の胴体部分は白糸のみですが撚り加減を調整したり、
刺し方により綺麗に羽が表現されていました。
ですが、特に鶴の傷みが激しく黒糸で刺された尾や首、茶系で刺されたクチバシや足は
原型がほぼなく針足等から探り、復元することとなりました。




地色も変更されましたので、また雰囲気が変わったように思います。
お正月を前に、赤生地の上に歴史を感じる鶴三羽とおめでたい気持ちになりました。
今年もまた沢山の打敷や刺繍を目にかかれたことに感謝し
残り年内駆け抜けたいと思います。
寒さは厳しく慌ただしい師走となりました。
当工房も今年の締めくくりと、来年への意気込みとで
心なしかバタバタとしているような気が致します。
穏やかに年を越せるよう一日一日、心引き締め過ごしたいと感じます。
年内に納めさせていただく打敷が完成致しました。
「散雲に三羽鶴」です。




大変大きく、全面にしっかりと刺繍されたとても立派な打敷でした。
鶴の胴体部分は白糸のみですが撚り加減を調整したり、
刺し方により綺麗に羽が表現されていました。
ですが、特に鶴の傷みが激しく黒糸で刺された尾や首、茶系で刺されたクチバシや足は
原型がほぼなく針足等から探り、復元することとなりました。




地色も変更されましたので、また雰囲気が変わったように思います。
お正月を前に、赤生地の上に歴史を感じる鶴三羽とおめでたい気持ちになりました。
今年もまた沢山の打敷や刺繍を目にかかれたことに感謝し
残り年内駆け抜けたいと思います。