2017.07.07 未分類(刺繍職人日記) 【抱き沢鷹紋】 なんと直径58センチ。お座布団の様にふっくらとボリュームのある沢鷹紋の修復が完成致しました。 ボリュームがあるうえに金糸を長距離に渡してあるため、糊が剥がれた所から中の綿が見えてしまっていました。金糸自体も傷みがあり、下手に触ってしまうと金部分が剥げてしまいます。慎重に慎重を重ねて作業を行う必要が有りました…修復前(上)・修復後(下)を比較して頂ければ、ピタリと元ある場所へ収まったスッキリ感を感じて頂けるかと思います。