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お知らせ

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2017.05.12

未分類(刺繍職人日記)

【十六羅漢】

和光舎では手刺繍にて修復する刺繍修復工房に加えて、
横振りミシンを用いて修復する機械刺繍の工房もございます。

各工房で様々なお仕事をお受けするのですが、
偶然にも、同じ図柄を使用した打敷とお袈裟を目に致しました。



こちらは手刺繍にて、十六羅漢の1人を描いた打敷です。
大変細い糸で刺繍されており、お顔や頭部などとてもリアルに表現されています。
台地は橙色と珍しく、また刺繍の色使いも豊富で目を惹く打敷です。



こちらは機械刺繍の工房にてお預かりしているお袈裟になります。
横被に1人、本体には15人の僧が並んでおり荘厳なお袈裟です。
こちらも図柄から表情、衣の細部にいたるまでとても凝られたお袈裟と感じられます。

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