2015.11.13 未分類(刺繍職人日記) 鳳凰 打敷 〈修復前〉 〈修復後〉 鳳凰の身体や、花は全て機会刺繍にて作られていました。真っ白な地色に、ほんのりと染められた部分もまた美しく珍しい打敷でした。金糸などは手刺繍にて刺されており、それらの綴じ糸が弱っていたため全て綴じ直しさせていただきました。全体に生地の弛みもあったのですが新たな生地に載せ替えたことで機械刺繍の密度ある刺繍がぴたりと収まったように感じます。