2014.05.11 未分類(刺繍職人日記) 秋の草花 全体にカビしみがありましたが、刺繍傷みは少なく台生地(白から水色の絽地になりました)を変えるととても綺麗になりました。裏地には接着芯を当てて、補強しております。色糸と金糸で図柄ひとつひとつの周囲をくくり、たるみやしわもあった箇所は、のばしながらとじ直しました。こちらの打敷の図柄が大変珍しく、楽しみながら作業することが出来ました。中央に菊・ススキ・萩左右に女郎花・撫子そして桔梗お袖には可愛らしい蝶の刺繍です。