和光舎では、「京洗い」と呼ばれる和装専用のドライクリーニングを行っております。
お預かりするお衣は法衣・袈裟・打敷等。職人が一つ一つ、隅々まで検品。
傷んでいる部分や補修が必要な部分は職人が丁寧に修理します。染み抜きや、破れなども対応しております。お気軽にご相談ください。
お寺のご住職方が法要時などに着用 する独特な形の着物。宗派によって形が違ったり、紋の模様が入ってい たりと各々特徴があります。また、お寺やご住職の位によって、着用できる法衣の色が変わります。
法衣の上に着用する装束。一枚の布 を幾枚かの布片に切断し、さらにこ れを縫い合わせて装束にします。袈裟も宗派によって様々な色や柄があり、形や用途によって区別されます。当社は、宗派ごとの袈裟にあわせたクリーニングを行っています。
仏壇や寺院の本堂にある机(卓)に掛ける敷物。元々はお釈迦様の座る高座の上に敷かれていたもの。
古くなるとしまわれていたそうですが、ありがたいものですから、修繕して長く使いたいというお客様のご要望にお応えするために打敷の修繕も承るようになりました。
仏教や寺院に関する専門的な知識を、ご住職様や奥様から、時には社外から招いた講師の方から教えていただきながら蓄えてきました。和光舎では、これらの知識と社内の職人が有する和洋裁刺繍に関する技術やノウハウをかけ合わせることで、新しい補正技術を生み出してまいりました。
必要な知識を得るために、自主的に部署を超えて若手とベテランの勉強会を行ったり、営業がベテラン職人に基礎知識を学んだりと知識や技術を積極的に共有・吸収することで全体の技術レベルを上げ、安定した品質のサービスの提供を実現。
国家資格保持者も毎年増え、新人職人も確実に育っています。
お預かりしたお衣を1つ1つを丁寧に検品。修理の箇所と補整方法をカルテにして見積書とともにお送りして、ご了解を得て作業に掛かります。
衣の種類や傷みの程度に合わせて1点1点作業方法を考えて洗っていきます。
手に負えない様々なシミ抜き、地直し、修多羅の修理は外部のスタッフの協力を得ます。
受け継がれる法衣を、着る人に合わせて寸法修正します。
線香などで焼けたり破れてしまったものは、あて布による補整・カケつぎなどで直します。
様々な修理や仕上げは私達11人の和裁スタッフに任せて下さい。
一番ご利用の多いクリーニングに迅速に対応できるよう、広い作業場で複数のスタッフで作業を行っております。
クリーニングには部分的なものもございますので、他の箇所に影響のないように、チェックしながら行っております。
刺繍部など繊細な部分は、通常のクリーニングと違い、和光舎独自のクリーニング方法を行っております。
最後のアイロンがけの際も、大切な法衣や袈裟が痛まないよう、少しづつチェックを心掛けながら行います。
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品名
正絹
化繊
腰ヒダ衣(ヒダが長い衣)
11,000円
7,150円
裳ヒダ衣(ヒダが短い衣)
11,000円
7,150円
大衣(袖が大きく・ヒダが長い衣)
12,100円
8,800円
中央ヒダ・袖中衣
7,150円
6,050円
ヒダ無し衣
7,150円
6,050円
白衣
6,600円
3,300円
切袴・表袴など腰ヒダ衣(ヒダが長い衣)※
7,700円
5,500円
巻袴・もんぺ袴など
6,050円
4,950円
七条袈裟/金襴・刺繍(横被・座具とも)
15,400円
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七条袈裟/金無・単仕立て(座具とも)
11,000円
7,150円
如法衣・五条衣
7,700円
6,050円
五条袈裟・大師衣など
6,050円
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小五条袈裟・三緒など
5,500円
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威儀細・絡子・前袈裟など
3,000円
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輪袈裟・畳袈裟・折五条・衿帽子など
1,800円
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観音帽子・諸公帽子・水冠・修多羅など
3,000円
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※お預かりした商品は、一点一点、補整の方法と費用について見積書を送らせて頂きます。
※傷みにより別途補整代金を頂く場合がございます。
※まずは、お気軽にお問い合わせください。
郵送先住所:〒612-8081 京都府京都市伏見区新町三丁目487番地
電話番号:075-612-7988
和光舎本社
京都刺繍修復工房 三条工房