この鶴は数年前に修復させていただいた図柄です。

皆様目を閉じていただいて鶴が羽根を休めるイメージをしてみてください。
イメージできましたでしょうか?
鶴は木の枝にとまることはできません。

鶴といえば松との組み合わせが多いですね。
この図柄も竹です。
とまることが出来ないのに組み合わせが多いのはなぜでしょうか。
推測ではありますが松竹梅と絡めて目出度さを表現しているのかもしれません。

打敷の図柄に鶴と竹。竹というようりも敢えて笹にしているのかもしれません。
百余年前お寺様に納められた際に、どのようなことがあったのでしょうか。
永く大切に受け継がれている打敷を修復させていただきながら、図柄の意味や、当時の情景を想像しております。

鶴